隕石が(中略)超常現象のエキスパートで(中略)Daigoぉ!
ウルトラマンティガ。日本では1996年~1997年に放送された。
主人公はGutsの一員であるダイゴ=ウルトラマンティガである。
初のアイドル主演のウルトラマンシリーズでも有名である。
ダイゴはV6長野博。現在はグルメ変態アイドルとして名高いが、
当時はタッキーがおっきくなったみたいな美人さんだったんだから~!
てなことはどうでもいい。
このウルトラマンティガ、米国でも一瞬放送されました。
2002年、制作された時期からだいぶたったころ、
米Foxチャンネルの4Kids productionというとこで英語版が作られ、
子供向アニメ数本とセットにされて、
日曜日朝8時半(東部)に放送されていました。
希望に湧き上がる米国特撮オタ。
番組が放送される前にコマーシャルが流れていたので、チャンネルのオフィシャルフォーラムでは、
ちっちゃい頃に見たウルトラマンがテレビで見れるなんて夢みてーだ。
だのと特撮日本アニメオタのオッサンが湧き上がっていた。
当然家の旦那もドンピシャな年齢だ。
大昔、数少ない民放チャンネルでちらっとウルトラマンが放送されていたから懐かしい。と時代を感じさせる発言をしていた。
もちろん私も期待に胸を膨らませた。
初めて見るオンタイムV6だはああああああああ。と。
もうね、誰が楽しくて日曜日の朝7時半くらいから起きて、
テレビ見なきゃいけねぇんだよ。と思いつつ、
初日はそのアニメ枠が始まる7時半には目覚ましをかけ起きてみた。
もちろん、新品のビデオテープはセット済みだ。
当時まだ7歳だった子供たちをどうにか起こさぬように*1
そぉーっとそぉーっと行動しつつ、放送時間がくる前には、
正座をしテレビの前で待機した。
放送が始まり録画ボタンをぽちっと押した。
そして、驚愕なオープニングが始まった。
Ultraman Tiga opening english - YouTube
ちょっとどころかかなり噂で聞いていたイメージとは違う。
Take me higherが流れることは最初から諦めていた。
著作権だのなんだのと煩い事務所が許可するとは思えない。と覚悟していたから。
だが、このOPはない。
それから永遠と続くコマーシャル。
いつまでたっても番組に戻る事はなく、やっと始まったと思ったらコレだった。
Ultraman Tiga (4kids English Dub) - Pilot - YouTube
OPが被っています。そして、この再生時間に注目してみてください。
たった20分です。OPも含めて。
軽く5分以上はカットされています。
そしてこの吹き替え。これは、40年くらい前に制作されたジャッキーチェン映画の
吹き替えレベルであり、翻訳にもかなり無理あります。
私は翻訳だの吹き替えだのもそうですが、とにかくコマーシャルが多すぎて、
ゲンナリしましたが、
放送直後のオフィシャルフォーラムを読みに行ったところ、
こんなにだっせーウルトラマンはなんなんだ。コマーシャル長すぎ!と苦情の嵐。
日本の知り合いからビデオを譲ってもらったけど、
こんなだっさいOPではなかった。一体どうなってるんだ。という投稿もありました。
それでも制作しちゃったもんは仕方ないと、3シーズンくらい垂れ流されてました。
私も最初の3回くらいは正座して待ちましたが、その内録画予約入れて見てました。
だがお目当ての博はなかなか登場せず*2、
ジュニアの古屋君を見て、この子かわいいな。とか変なとこでスイッチ入ったりして、
ダイゴが見たいんだか、寒い翻訳のギャグで「Hahahaha」とか笑ってる吹き替えを
見てるんだか良くわかんなくなってきました。
苦情だけの放送が終わり、何年もした後に、
DVDで3本セットの日本語版が発売されたようです*3
こちらの方は英語字幕で英語吹き替えはありません。
これが発売された時も、一部の人たちで英語吹き替えがないのは辛い。
という意見も多々あったようですが、
4Kids版の悪夢をよみがえらせるつもりかっ。と批判されていました。
この打撃の影響かどうかはわかりませんが、
ファイナルオデッセイは欧米では公開されませんでした。
もったいない。ダークティガ、めちゃめちゃかっこいいのにっ。
と本当に私は残念で仕方ないです。
*1:起きるとうるさいから。
*2:最初のシーズンは博が忙しすぎて出れなかったとかなんとか。Wikiで読みました。
*3:
http://www.amazon.com/Ultraman-Tiga-Fugitive-Ry%C3%BBki-Kitaoka/dp/B0000ZG02M ん?一時期プレミアついて3本まとめて100ドル超えてたんですけど、今は値段下がってみたいですね。中古ですけど。