我が家の所得とポケモンの関係
その1にも書いたように、ポケモンカード、高いっす。
全米大会前に駆け込みで(旦那が)デッキを作るためにいくら出したんだろうか。
旦那が使いたいが為にデッキを複数揃え、必須な基本アイテムやトレーナー等は、
それが入っているセットのパックを買ったり、ティン
Pokemon tin - Google 検索 を地元のスーパー回りまくって買ったり、
複数デッキを作れば、必要になるのはエネルギー。
初心者はこれが一番ネックになる。
近所にトレードする店があるのなら話は別だが、地元には悪徳トレード店しか存在してなくて、そこでは絶対に買いたくなかった。
そこでアメリカでよく買われるセットは
エリート・トレーナー・ボックス。
これがあれば、エネルギーもダイス*1もエラいポイズンマーカーもバーンマーカーもついてきます。
40ドル前後かなぁ。覚えてない(^^;。
シーズンごとにポケモンが変わるので、お好きなポケモンの箱を買って、コレクションにしたり実際に使ったり空箱はカード入れたりといろいろと再利用もできます。
旦那はコレクターでもあるので、これもいくつか買った。
も、も、もう無理っすよ。限界突破してます(経済的に)。
このままだと破産するから、旦那にはオンラインでシングルで買うように命令。
息子には「パック*2が開けたいんなら自分で手に入れなさい」と命令。
大人でも子供でも、パック開けるのは超~~~~~~楽しい。
ただ、このパックもタダじゃねーんだ。1パック3ドル25セントくらいだぜ。
今は物価の上昇により4ドル越えてる店もあるんだぜ。
「ど、ど、どうやって手に入れるの?」
「大会で勝ってもらうしかねぇなぁ。勝てないなら自分の小遣いで買え」
ちなみに当時の息子の小遣いは日によってまちまちだ。
アメリカは基本車社会です。出かけるにしても何しても
運転手いないとどーにもならんので、学校で何かあるからお金チョーだい。くらいなもんで、自分でどっかに行って何かを買うなんてこともなかったし、
店でパックやらなんやら買ったとしても、大体旦那とシェアする羽目になるから、
小遣いもなんもなかったです。
当時は、TCPiからTO*3にプライズサポート*4が送られてきました。
参加人数により数は上下するんですけどね。余りが出たらTOはその次の大会に回します。
だから、参加費がタダでも賞品は出ていて、一番小さい大会*5でも、1位取ると6パックはもらえたんで、月1程度でその6パックを息子は開けるようなりました。
シングルが必要な時は旦那が時期を見て、3か月に1回ほど何枚かオンラインで注文。
旦那はシャイニー*6が好きなので、今までランダムに買ってハズレな時の分の金が全部シャイニーに流れたので、
どっちにしても月平均70ドル程度が吹っ飛んでましたが、
闇雲にパックやティンを買うよりもずっと効率がよくなりました。
シングルを買ってオフィシャル公式用にする前は、プロキシ - MTG Wikiを利用します。
米国のパックには、オンラインで使うコードカードが入っているので、
それを利用しますが、その前は市販のインデックスカードを切って入れてましたねぇ。
汚れたり折れたりしても困るので全部プロキシです。息子はこれで練習。
もちろん、対戦用のデッキも必要ですから、これも全部プロキシ。
これで完璧というとこまで粘って、必要なカードを買います。
日本のカードはどうかわかりませんが、英語版のカードは、シャイニーと
コモン - MTG Wikiの厚みが違うんですよ。
シャッフルがしづらくなったりするので、息子はこのシャイニーのことを嫌悪しているのでここらへんは多少助かりましたが(^^;。
リーグの人たちとトレードなり貸し借りも可能でしたが、
なにぜ子供も扱う物なのでちょっと。自分の子供がいくらていねいに扱ったとしても、
事故はありえるし、相手の子が手荒に扱う場合もあるので、家は今でも極力しないようにしています。
遠征については同じ、片道2時間圏内で。
食べ物や飲み物については、家から作って持って行くなどして、
極力出費は抑えるようにしました。
が、
当時は参加費が無料だったために、家族で来る人がやったら多かったんですね。
勝ち続ければ、世界一になる夢もあるし、何しろ奨学金がでかい!
世界大会トップ3に全米大会トップ3に入れば、州立大学1年分の授業料タダですよ。奥さん。
家族のメインプレイヤーがプレイしている間も余ったカードを寄せ集めての参加も気軽にできた。
でも、週末丸ごと大会で全滅するじゃないですか。
平日もリーグがあるし、平日のリーグは大人でも来れるように、
そもそもリーグオーナーかリーダーが出てる時間になるので、仕事が終わるなりなんなりの時間ですわ。
スーパーがついてもつかなくても、コンペティターの子供たちのホームスクール*7率がめちゃくちゃ多い!。
学区が悪くて公立校だと不安だとかそういう理由もあるんでしょうが、
ホームスクールをすれば、時間を気にせずに平日の夜もリーグに参加できるし、
月曜日もゾンビみたいな子供を学校に行かせる必要もなし。
そんな子を持つ親御さんから言われましたけど。
ホームスクールにしちゃいなよ。と。
それじゃ家の場合は本末転倒だし、そこまでするほど遠出もしないし、
むしろ遠出したらしただけ勝てる見込みがない内は赤字じゃね?。
とかなんとか、遠征費用と学校費用と奨学金を暇だから計算して、話し合ったりとか。
相手も私も暇ぶっこいてるからできることなんですがね。
こういったゴシップも旦那と話し合ってボーダーを決めました。
息子のジュニア期はあと3年。
シニアになれば競争率も当然高くなり、中学に上がる年頃にもなるので、学校の方でも忙しくなりますから、どこの家のお子さんはシニアに上がると同時にぱったりとポケモンを辞めることが多いです。
全米・世界トップなんちゃらの子はそのままの勢いで続けることはありますが、稀です。
大体がどこの子もシニアに揉まれてあきらめるか、頭良すぎて他のカードゲームなりなんなりも始めてポケモンに飽きるか、はたまた学校の方でなんとかクラブに入ってそっちの方に夢中とか、そんな感じで一時引退する子がほとんどです。
家の場合は、息子の高級な習い事の一つで始めたことなので、社会性で効果が見えるまでは続けて、遅くてもジュニア最終年にいったん区切りましょう。と旦那と話し合いました。
そして、もしも、シニアに上がった後も続けたいのなら、
自分のお小遣いからカードその他の出費はする。
シニアに上がるまでは、カードその他の出費は親が出すことを約束。
その後は、集めたプロモやなんかを転売してお小遣い稼いでください。
と息子に宣言。
ええ。息子に選択権なんぞないです。
将来音楽家になるとか、学者になるとか、野球選手になりたいからとか、
そういう理由なら別ですが、ポケモンっすから・・・・・。
ポケモン自体、この先10年、20年続く保証もないし。
それに、7年生からはオーケストラの授業が選択できる。
上の娘たちと同様この授業を受けさせたかったので、
ポケカにかかる金額は全部楽器に回ってしまうだろうだろうし、実際にそうなりました。