合縁奇縁

ただの勢い。色々ランダムに思ったことだけ書いてます。ご了承ください。

野球で終わり野球で始まった。後半。

もう本当にすみませんねぇ。

年食うとすぐ忘れちゃうんじゃないか?って心配で心配で(汗)。

前半はこちら。

野球で終わり野球で始まってました。前編 - 合縁奇縁

後半行きます。

 

 

そしてなんやかんやと本格的に彼氏ができました。

今の旦那っす。

1年半くらい付き合ってからの結婚でしたが、

旦那の都合で実際には1年もいなかったかもです。

結婚して引っ越して、半年くらいでアメリカ引っ越してきて、

子供がすぐに生まれて、双子でって、そりゃあてんやわんやよ。

野球なんてすっかり忘れとったわ。

旦那はアメリカの国技くらい言われるアメリカンフットボールやってたし、

見てたしで、テレビで試合観戦してると、怒るし怒鳴るしですっげー五月蠅い。

あーヤダヤダ。これだからスポーツ観戦嫌なのよねー。

と超他人事でやり過ごしてたわけですよ。私は。

野球はアメリカではいまいち人気ないし、

地元に強い球団もないしマイナーリーグしかないんで、

中継もMLBのワールドチャンピオンシップくらいしかないのよ。

スポーツ中継での割合はアメフト95パーセント(地元の大学がビック10*1)、あとはバスケかな?。

その他スポーツはケーブルなりなんなりのプレミアチャンネル入れないと見れないんですよ。

なんですけど、旦那のじっちゃんがシカゴ出身の人で。

シカゴ出身つったら、シカゴ・カブス*2っすよ。

カブスつったら、世代を越えたファンめちゃめちゃ多いんで、じっちゃん、とーちゃん、旦那の流れで問答無用でファンですね。

名前は知っていたけど、カブスだから・・・・・負けちゃうから・・・・・

地元じゃないから中継ないし・・・・

旦那はワールドチャンピオンシップ見るほど野球にはそれほど興味ないから・・・。

と野球を目にする機会って本当になかったんですね。

 

なんですが、やっぱりこっち来てからもタダ券が手に入る機会がなぜかありまして。

今のとこじゃなくて前に住んでたところにマイナーリーグがあったんですが、

当時旦那が務めてた会社がそこの協賛しててVIPシートが余った。

それも4人分。という事で、行ってきました。

私は行く気なかったというか、行きたくなかったんです。

だって、双子で当時3歳とかですよ?。

映画でも飯でも買い物でも、旦那は「女の子だから女が世話しねーとなー」みたいな

エライ事言ってたし、5時間もこの子達の面倒を見なきゃいけないのは私かー!

私なのかああああああ!!!!!!と思ったんですが、

VIPで地元のエラいレストランのケータリングもついて、

飲み物飲み放題のバーベキューもある。と聞かされて、

面倒見る覚悟で行ったんです。まあ、私の主な目当ては食べ物でしたが。

行ってみたら、ファミリーデーで、入口と球場の間に、

なんだ?あの空気入れて膨らませて飛んだり跳ねたりする子供用のエリアができてるし、VIPエリアもフィールドからすげえ近いところで、

こんなすげえ席タダで座っちゃってもいいんだろうか?くらいなとこよ。

試合状況や飯の種類すらも覚えていない。

とにかく、野球を見たことだけしか覚えていない。

これは20年近くの時を経て真実を知ったので、後程。

 

そして、今のところに引っ越してきて、地元のファーマーズマーケット行ったら、

明日松井ゴジラが来るから来て来てーーーー!!!!

とタダ券配ってた。

ここまで書いちゃっていいのかな?オハイオ州のコロンバス市の隣の市に今住んでるんだけど、コロンバスにマイナーリーグがあって、

そこのメジャーが当時松井がいたとかなんとかで、テストだかなんだかで、

なぜかコロンバスに来るぞ。と。

松井ゴジラ・・・・・名前だけは知ってるぞ!。と思ったんだけど、

それでも双子はまだ6歳だかで、やっぱ面倒だなーとは思ったんだけど、

旦那も「暇だから行くか」程度で言ってて、

私も、あー、じゃあ、とチケット4枚もらって、

試合の内容もなんもかんも覚えてないんだが、

松井デカっ!!!!と思ったのは覚えている。

 

その後、なぜか旦那がいきなり行く気になって、

ファミリーデー家族全部で10ドル、ホットドック1ドルスペシャルで

同じマイナーリーグの試合に行ってます。

これも見たってだけで他の記憶は全くなし。

 

去年の10月頭くらいからかな?。

シカゴカブス、超~~~~~ホットになってて、

旦那がFoxスポーツチャンネルで、カブスの試合をちょこちょこ見始めた。

アメリカで実質野球見たなんて、上の3つしかないし、

ぶっちゃけ、面白くなかったイメージしかなかった。

マイナーでもメジャーでも、日本の野球(川崎ロッテが違ったのかもしれないが)みたいに、エンターテイメントじゃなくて、

すげえガチで見てても真剣になりすぎてて面白くないっていうイメージがあったのもあるし、

やっぱり何時間も見ないといけないっていうのは頭にずっとあったから、

あえて見てみない振りをしていたんだけど、

ちょっとチラ見したら、クリス・ブライアント*3という超イケメンのバッティングが目に入って、

うわわわわわわ。超イケメン。とびっくりしたのがいかんかった。

見た目で入ったはいいんだけど、見れば見るほど、カブスの今のラインアップが面白くて、本当にこの人たちは野球好きで個人の成績なんてカンケーねーんだな。

と、じわじわ来てしまって、

最初は旦那が見てる時はチラ見していた。

その内、旦那、次の日早いし、どうせ負けちゃうからってとっとと寝ちゃうのに、

私一人で悶々と深夜1時過ぎまで中継見て、次の日に、勝っただの負けただのと

旦那に言うだけなんですが、対ドジャーズ戦で、

マエケン*4超がんばってたのに、

あのクソ監督が18回も投手交換*5してもう流れ滅茶苦茶で、面白くない試合なんて野球じゃねえ!

といわないだけで、心の中でむんむんとしまくっていた。

カブスのメイン選手の名前も顔もばっちり覚えてしまい、

ムネリンがトロントで大人気選手だったこともネットで習い、

ブライアント以外にも好きな選手はどんどん増え、

それでもあえて、私は旦那が見てるから、見てるだけですよ。

な演技はしていたし、ほんと、だから野球って嫌いなんだよね。

睡眠時間なくなるし、中継時間には家に帰ってテレビ見たいし。

とか旦那や息子(12歳)に愚痴っていたのだが、

WCSの1回目でとうとう、化けの皮剥がれまくって、

テレビに向かって、めっちゃ叫んで、

息子からは苦情いわれるし(でっかい声でうるさかったから眠れなかった等々)、

WCSが終わってからも、

息子が学校から帰ってくると、テレビで流れてるのは

DVRに撮ってあった野球の試合か、MLBチャンネル。

夫婦の会話もずっと野球(主に旦那が今だに不満に思っている

七戦目の投手交代な件)が1か月くらい続きまして。

それに息子が非常にショックを受けてまして、

「もうマミーは野球ばっかでヤダ~!!!!

こんなにマミーが野球狂いだとは思ってもなかった~~~!!!」と言い始めました。

 

すると、旦那が「俺はマミーが野球好きだということを結婚する前から

実は知っていたのだ」と告白し始めた。

 

驚いたのはこっちだよ!私、野球の話なんてカブスの試合見る前は一回もしたこねぇぞ!!!!

 

以下、旦那のいかに私が野球が好きだったエピソード。

 

付き合っていた頃はマミー(私)は本当に興味がある事以外はどーでもいい。という返事ばかりで、興味があることですらあまり言ってくることはなかったが、

マミーがこだわることは四つあって、その一つは野球だった。

 

東京ドームでNBL(ナショナルバスケットボールリーグ)のゲームがあってチケットが手に入るから行きませんか?と誘ったところ、目をキラキラさせて、

「それは野球か?」と聞いてきて、「バスケットです」と答えたら、

「ドームなのに野球じゃないんですか。だったら行きません」と即答されたあげく、

ドームだったら野球じゃないと。と文句まで言われた。

 

横須賀の米軍基地に1ドルで見れる映画館がある。

そこで、二本映画が上映されていて、一本はタイトルは忘れたが大物のアクション映画、もう片方が「メジャーリーグ2」で、どっちを見に行きたい?と聞いたら、

「メジャーリーグ2」と即答し、

どうしてこんなクソ映画が見たいのか訳が分からない。と旦那は心の中で思ったが、値段の安さもあり、渋々一緒に見たら、やっぱりクソ映画だったが、

私は「面白かったね!」と言ってニヤニヤしていた。

 

私が映画「タイカップ」*6のビデオを借りてきて、

「見る?見ないんなら寝ちゃっていいよ」といわれその流れで見たが、

大して面白くもなかったのに、私は目を潤ませて、「いい映画だなぁ」と言っていた。

 

「実はあなたは野球が好きなのではないのでしょうか?」とツッコミを入れたら

「そんなことあるわけがない!」と怒鳴り返してきたので、

触れちゃいけないところに触れてしまったのかも知れないと旦那が反省し、

これ以降野球の話はしないことを決心した。

 

そして、結婚後、上に書いた野球観戦について。

 

1回目、双子たちが「マミー、トイレ」と言って最初の内は、「おとーさんに連れて行ってもらいなさいっ!」と言ったっきり、試合を真剣に見始めて、言葉が聞こえなくなっていたので、旦那が全部面倒みた(らしい)。

ケータリングのウェイトレスさんが「飲み物のお代わりどうですかー?」と来ても、まったく聞いていなく、旦那が私の代わりに答えていた。

そして、帰りの車の中で、私がぼそっと「ウエイトレスさんがうるさかった」と言っていた。

2回目、同じ状況で旦那が子供の面倒を見、帰りの車の中で、

「(松井ゴジラが)大したことなかったね」と一言ぼそり。

3回目、同じ状況で旦那が子供の面倒なんちゃら(略。

「なんかいまいちだった」とぼそり。

旦那が当時思ったことは、

大した面白くないのに、なんであんなに最後まで真剣に見てるんだろう?

俺なら途中でホットドックくらい食べたくなるのに、

ホットドックすら食べないくらい夢中になって見れるのだろうか?

(あとの2回はお腹が空いてるだろうからと、

ホットドックと飲み物を買ってくるんだけど、

いらないって言われて、結局子供と旦那が分けて食べたらしい)

やっぱり俺の嫁は野球がものすごい好きなのではないか?と改めて思った。

他にも、

旦那が一瞬参加していた会社のソフトボールチームの試合を3回は見に来ていたが、

クーラーボックスにジュースやお菓子を用意し、

無制限に子供たちに食べさせていた(普段ならありえない事で旦那も驚いたらしい)。

とかなんとか。

 

言われてみたら、そんなようなことはあったなって感じなんだけど、

ただ一つだけ言い訳ができるとしたら、やっぱ観戦中にトイレとか行きたくないじゃん?。

ごはん食べてなんか飲むとトイレ行きたくなっちゃうじゃん?。

むしろ、試合始まる前に、お腹も満たして、やることやっとかないとダメじゃん?。

と言ったら、旦那から「4時間も5時間も座ってられっか」と言われました。

その通りです。はい。

 

そして、開き直って、今でも毎日のようになんとかの総集編とかなんとかの賞とか、

ツベでちょこちょこっとお気に入りのシーンなどを見まくっているんですが、

さすがにネタ少なくなってきたわ。

オフシーズンだからトレードとかそういうニュースが多いし。

でも、自分の好みの選手の傾向ははっきり把握した。

捕手、大好き。めっちゃ好き。

特にカブスのコントレラス*7


CHC@STL: Contreras fires to first to nab Piscotty

特にこの子は、打つし走るしサインもエゲツナイし、

投げたら直球(多分90マイル以上は軽く出してると思う)だし、

塁を一掃させる戦法大好きだし、

見ていて本当に面白い。それに、この指さしウンウン確認よ。

 

そして今更ながら思い出した。ジャニーズって野球じゃね?と。

捕手と言ったら坂本昌行だろと。

野球大会でも運動会でも、ビデオでしか残ってないし、真剣に見てないから、

まったく覚えちゃいねーしで、ネットで探しまくりしたら、

いくつか見れるくらいのブツが見つかった。

ふぁーーーーめっちゃかっけーーーーー!

 ぶっちゃけると、歌ってるとこも踊ってるとこもかっけーと思ってますが、

私は野球やってるときのマサが一番かっけーと思って、

たまたま長くお付き合いをさせていただいているV6ファンの方も、

野球好きでしかも捕手だっつーんで、

いかに捕手であるマサが萌えるのか、と半日語り合ったというか、

二の腕や太ももがばっちり写っている画像を検索してきて、

二人で萌え死にしただけなんすけど、

野球が上手くて捕手である、というとこだけで自分の中のマサへの

評価が150%増しになるとは思っても見なくて。

 

カブスの試合見て、開き直ったら、ちょっと人生変わりましたよ。

今までの人生の中での私に非常に深くかかわった方たち数名から

(母親も含みますが)、「お前、頑固すぎ」と指摘されたことはありましたが、

そのたびに、心の中で、頑固じゃねえし。と思い込んできましたが、

やっぱり自分、すごい頑固だったかもしれない

(ああ、こういう風に書くとますます頑固と思われる・・・)。

この私が、野球中継しているテレビ向かって叫んでるとかありえないし、

そんな姿を子供の前や旦那の前でさらけ出すなんて、そんなそんな、

自分が許せねぇ(恥ずかしくて)。と思い込んできましたが、

一回やっちゃったらどーでも良くなっちゃいますね。そんなの。

さらに自分でも気が付いていなかったのに、旦那にはバレバレだったってとこが

さらに自分を切なくさせてたんですが、

気が付かない内に人生終わっちゃって、

最後の一言が「今だからいうけどメジャーリーグの試合を

一回だけでもいいから生で見に行きたかった」とかだったら、

言われた子供たちや旦那にすげえ迷惑っていうか、

私がんなこと言われたら「お前、今更何言ってんだ」

と心の中でイラッと来ると同時に、行かせられなかった自分のこと一生悔やむわ。マジで。

 

ということで、まとまり全然ないんですが、野球の話でした。