合縁奇縁

ただの勢い。色々ランダムに思ったことだけ書いてます。ご了承ください。

(過去ログ)映画「ホールドアップダウン」

某所に書いた過去ログ引っ張りだしてみました。

これ、V6主演の第二弾の映画だったんですけど、とりあえず、怒っていたようです。

追記もあります。

 

「ホールドアップダウン」

監督: SABU 

アクション監督: 吉田浩之
プロデューサー: 三木裕明
原藤一輝
長松谷太郎
エグゼクティブプロデューサー: 藤島ジュリーK.
脚本: SABU

あのファンをも黙らせるほどの駄作「ハードラックヒーロー」の監督だから全然期待なんてしなかったけど。
その通りの作品でしたわ。

Sabuの作品紹介を読んでいると、 

「カーチェイスが大好きらしい」
「一般市民VS謎の人との戦いが好きらしい」
ってのはわかったよ。ほんとに・・・・。

けど、予算もそれなりにある(けど、スケジュールぱっつんぱっつん)、
カーチェイスもやりたい。
ワイアーアクションもやりたい。
V6も出さなきゃ。
有名俳優も出したい。
けど、ホラーもちょっとはしてみたい。
そして、最後はハッピーエンドで。

誰か奴を止めろよ。

Vシネじゃねーんだからさぁ・・・。
Vシネの方がまだまともなというか、一貫性がある映画作れるよ。ほんとに。

役者は全部良かったですよ。
アイドルだけど、V6も良かったし。
特に、長野のキレ方は良かった。うん。
昔から踊る走査線の1本目の映画の小泉今日子みたいなのがしてみたい。って言ってたくらいだから、結構良かった。うん。
剛も、健タンも、坂本も、イノも、良かったんだけど、

岡田ファンから見たらぬっ殺したいくらい嫌な映画なんでないの?

脇役の人たちもすっごい良かったしねん。
特にイノと途中できちゃう女の子で香椎由宇が出てたんだけど、
かなり良かったっす。
特にトラックの中で口喧嘩をはじめる辺りなんかはすっごい可愛かったし。

 

途中までは、ああ、ハードラックヒーロー*1と一緒かなぁ、そうかぁ。
と思いつつ見てたんだけど、
後半、いきなりホラーになっていて、
しかもだ。これはホラー好きに喧嘩売ってんのか?
って感じで、シャイニング*2のパクリ(リスペクト?カバー?どっちにしても中途半端で笑えない・・・・)みたくなってきて、
伊武雅刀がバーテンで出てきたんだが、今にも

「私にも妻と子供が二人いたんですよ・・・。
今の内に教育しないと大変ですよ・・・・」

と言い出すんじゃねーかと思った。
しかも、ホテルの中まで シャイニング。
廊下の向こうには、幽霊役の高橋ひとみが白いドレスに赤い血を流した姿でぼぉーっと映る。

 

ひとしきり、ホラーな部分が終わると、
次はワイヤーアクションだ~~~!。
ワイヤーアクションもV6、頑張ったんだけどね。
明らかにスタントがやりました風のシーンもあったけど、うん。

 

これって、V6のメンバー的には本当に成功したんだろうか?。
いや、彼等的に「演技」の部分や「アクション」の部分は
今までの作品と比べて、かなり上出来(彼等なりには頑張ったって事)だったんじゃないのかな?。

けど、内容が・・・・・。
マジでコメディがコメディになってない(血涙)。
恐らく、ホラーな部分やワイアーアクションについては、
「元ネタ」があって、パロディを狙っていたんだとは思う。
そして、前半のわちゃわちゃ(すでに記憶なし)などは、
クドカンに良く似たスピード感もあり、
もしかしたら、もしかして、そのわちゃわちゃな部分も
「パロディ」だったのかも知れない。
もしそうなら、

理解が出来なかった私が悪いんです。

役者陣(V6含めて)の頑張り、そして、悲しいくらいの努力に対して☆2つ。(あ、☆は全部で5つです)

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というのが過去ログだったんですが、

公開限定のところで書いた物だったんですけど、

コメント欄に数少ないV6ファンと映画ファンが追記してくれたんでわかったんですけど、

わかった事は、

  • 岡田ファンはやはり激怒していた*3
  • 前作のハードラックヒーローの方がまだマシだった(ような気がする)。
  • SABU監督は「自分は結末を考えないで脚本を書く主義」とかなんとか。

どっちにしても、剛は好きでしたけどね。

剛がいなかったら、あの映画の存在すら忘れそうな勢いだったと思います。

あの剛が見たいがためにもう一度見直したいなぁ。とは思ってる今日この頃です。

 

*1:V6主演の第一弾映画。2003年。この映画についてはもう一度見直してから書きます。過去ログ読んだけど、今思えば、いいとこあったかも。と思い直してます。

*2:1980年公開

*3:映画「花よりもなほ」との撮影が重なってこっちの撮影には2~3日しか参加ができなかったという情報もあり。