V6 アルバム「Volume 6」
(以下、発売後に書かれたレビューの過去記事です。)
最後のボーナストラック、ShodoのRemixは抜きとして、
全体的に非常にスムースに曲が流れるところが気持ち良い。
前回*1のアルバムの様に、曲調が激変することもなく
あったとしても、いずれも、V6らしい曲で
それを補いつつ、びっくりするような変調は全体に感じられないアルバム。
ぶっちゃけて書いちゃえば、
他のアルバムより、私のツボを押さえた曲が多かったって
だけの話なんですが・・・・・。
スケジュールパンパンでテンパッているメンバーの
やってやろうぜ根性が良くでたのか。
ラップは最高、歌のコンディションも微妙に絡み合っていて、
新しい世紀に向けての新しいジャンルへの試みと言っても、
過言ではなかろうか。
ミミセン*2を通じて、アイドルファンだけじゃなく、
色々な音楽ジャンルを聞く人にも注目された、
という理由もあるのだろうが、
今までのように、こういう曲!という決め付けが
あまり見当たらないアルバムだった。
シングルに入ってる曲にはそういう曲も
無きにしもあらずだったが、ここまで
音楽性に注目したというのは、今回がはじめてだったのでは?。
古くからハードロックファンの某友人(そして、剛ファンである)は
このアルバムを絶賛しており、
同じジャンルをたどってきた私としても、
かなり絶賛しているわけです。
そして、夏をイメージする曲が多いといわれてるけど、
私自身は、夏というより、コンサートで弾けてぇ。
口パクでもなく、音程ずれても、息切れちゃっても、
失敗しても、コンサートで生で聞いてみたい!!!!
と初めて思ったアルバム。
もし、V6のシングル曲にこだわりを持つ人、
そして、しっとりしたV6を好きな人には、
このアルバムは薦められないかもしれない。